食事作りに30分以上かかるのが当たり前だと思っていた頃、私は毎日夕方になるとソワソワし始めていました。
17時半には夕飯を食べたいと思うと、16時半過ぎには台所に立ち、献立を確認し、必要な食材を準備して、皮をむいたり、野菜を茹でたりと、手を動かし続けていました。
その間に子どもたちが「ママー!」と呼んでも、「ちょっと待っててね」としか返せないことが多く、すぐに対応することもできず。
さらに呼ばれると「今、ごはん作ってるから!」とついイライラしてしまうことも少なくありませんでした。
料理の効率化でストレス軽減
そんな日々が続いていたある日、家事の「分解」の考え方を学び、そこから劇的に私の夕方の過ごし方が変わりました。
料理を1つの大きな作業の塊で捉えるのではなく、それをいくつかの小さなタスクに分け、事前に下ごしらえを済ませておくという段取り術を取り入れたのです。
これにより、夕方の忙しい時間帯でも、すべての料理をゼロから作るのではなく、下ごしらえ済みの材料を使って、20分程度で食事を仕上げることができるようになりました。
この方法を取り入れてからというもの、子どもたちが「ママー」と呼んでも、すぐに対応できるようになり、「ちょっと待っててね」と言わなくても済む場面が増えました。
結果として、イライラすることが減り、夕方の時間が穏やかに過ごせるようになったのです!
事前の準備が家族全体の笑顔に
事前に少しだけ時間をかけて下ごしらえをしておくだけで、夕方の忙しい時間をぐっと楽にすることができます。
例えば、週末にまとめて野菜を切り、冷蔵庫に保存しておけば、平日の夕方にはそのまま使える状態にしておけます。
また、野菜は塩茹でしておくだけで、料理にすぐに活用できるのでおすすめです。
こうした準備をしておけば、調理時間が短縮されるだけでなく、子どもたちとの時間も確保できるようになります。
特に、夕方の時間帯は、子どもたちにとっても親のサポートが必要なタイミングが多いものです。
学校から帰ってきた後の時間や、お風呂に入る前のちょっとした時間など、子どもたちが親と過ごしたいと思っている瞬間を大切にするためにも、料理の効率化は非常に有効です。
自分を大切にすることで子どもたちも笑顔に
夕方の忙しさから解放され、心に余裕が生まれると、家族全体が穏やかな雰囲気で過ごせるようになります。
私自身、イライラすることが減り、子どもたちに優しく接することができるようになりました。
そして、そうした日々が積み重なることで自己肯定感も高まり、日々の暮らしに自信を持てるようになりました。
時間のゆとりで自己肯定感アップ
イライラしていると、それだけで自己肯定感が下がり、何をしてもうまくいかないように感じてしまうことがあります。
ですが、少しの工夫で自分の心の余裕を作ることで、家事や育児も楽しく感じられるようになります。
「完璧じゃなくてもいい、自分らしくやればいいんだ」と思えるようになり、それが子育てにも良い影響を与えていると感じています。
まとめ
日常の家事や育児は、どうしても「やるべきこと」に追われがちですが、少しの工夫でその負担を軽減することができます。
食事作りも、事前の下ごしらえや作り置きを取り入れることで、夕方の忙しい時間を効率的に過ごせるようになります。
その結果、子どもたちとの時間を大切にしながら、自分自身も穏やかな気持ちで過ごすことができるようになります。
イライラママを卒業し、胸を張って「これが私流の子育てだ!」と言える毎日を、一緒に目指していきましょう。