夫の単身赴任を機に、私たちは私の両親と同居することになりました。
これに伴い、家族全員で一つの冷蔵庫を使うようになりましたが、これが意外と大変なことでした。
それまで自分たちだけで使っていた冷蔵庫は、ある程度整理整頓ができていましたが、家族構成が変わったことで状況は一変。
冷蔵庫の中身は次第にパンパンになり、同じ調味料が何本も存在するなど、管理が全くできなくなってしまいました。
冷蔵庫の「見える化」で整理整頓
冷蔵庫の中がごちゃごちゃし、必要なものを見つけるのに時間がかかるようになっていましたが、タイムクリエイトLabでは冷蔵庫の整理を教えてくれます。
そこで私は冷蔵庫の「見える化」に取り組むことにしました。
まず、冷蔵庫の中身の一つ一つのモノを確認しながら、現在何が入っているのかを一覧表にまとめました。
次に決めるのがモノの配置です。
置き場所を決める際には、「なぜこれをここに置くのか」という理由を明確にしました。
この理由を家族にも伝えることで、冷蔵庫がみんなにとって使いやすくなったのです。
家族に合わせた収納の工夫
冷蔵庫内を整理する際に重視したのは、家族それぞれの使い勝手です。
例えば、たまにしか使わない調味料や食材は、目線よりも上の方に収納。
頻繁に使うものを取り出しやすい位置に配置しました。
特に子どもたちが自分で冷蔵庫を使えるように、手の届きやすい下の方におやつや飲み物をまとめておきました。
下の方に置いたことで、子どもたちは自分で冷蔵庫を開けて欲しいものを取り出すようになり、私自身も食事中に何度も席を立つ必要がなくなりました。
整理整頓の効果
冷蔵庫の整理を徹底した結果、料理のスピードが格段に上がりました。
調味料や食材がどこにあるか一目でわかるので、料理中に探し回る時間が減り、食事作りの効率がアップしました。
また、子どもたちが自分で冷蔵庫を使えるようになったことで、子どもたちの自立心も育まれたように思います。
さらに、冷蔵庫の中が整理されたことで、食事後の片付けも簡単になり、毎日の家事がスムーズに進むようになりました。
他の収納や掃除にも応用できる工夫
この冷蔵庫の整理整頓の工夫は、他の家の収納や掃除にも応用できます。
例えば、キッチンの引き出しやリビングの収納スペースでも、物の配置を「見える化」し、使う頻度や家族の使い方に合わせて配置することで、家全体の整頓がしやすくなりました。
整理整頓の基本は、家族全員が使いやすい環境を作ること。
それができれば、家事全般が楽になるのはもちろん、探し物も減って家族の時間にも余裕が生まれます。
まとめ
来年の2025年には、実家をリフォームする予定です。
今回の冷蔵庫整理の経験を活かして、家全体の収納や生活空間を見直し、家族がより自立できる環境を整えていきたいと考えています。
整理された空間は、家族全員の心にもゆとりをもたらし、毎日の生活がより豊かになりますよね。
家族が使いやすく、快適に暮らせる家づくりを目指し、これからも整理と収納を続けていきたいと思います。