会話の多い家庭を目指して、私は子どもたちや家族に積極的に話しかけていました。
日々の生活の中で、できるだけ多くの言葉を使い、家族とのコミュニケーションを豊かにしようと努力してきました。
しかし、ふと気づいたことがありました。
たくさんの言葉を使っているのに、私が伝えたいことが思ったほど家族に伝わっていないということです。
この現実に直面したとき、タイムクリエイトLabで学んだ中で気付きを得た言葉があります。
それは「自分の伝えたいことが家族に一発で伝えることができてますか?」というものです。
この記事では、伝わるコミュニケーションについてお伝えしていきます!
伝わる会話を目指すために
私自身、ただ言葉を発するだけではなく、相手に「伝わる」ように話すことがいかに重要かを実感しました。
「伝わる」ことを意識してからは、私は「伝える練習」を意識的に行うようになりました。
言葉が相手に届かない理由は、私が一方的に話してしまっていたからかもしれません。
自分の思いを伝えたい一心で、自分本位で思いつきで話してしまっていたのです。
特に、子どもたちとの会話でその傾向が強かったと感じます。
子どもたちと話す時、まず共感
子どもたちに何かを伝えるとき、私は子どもたちの視点に立つことを忘れてしまいがちでした。
例えば、テレビばかり見て宿題が進まないことを注意したいとき。
以前の私は「テレビばっかり見て、宿題が終わらないと後から困るよ」と言ってしまっていました。
しかし、この言い方では子どもたちには響きません。
子ども目線で考えれば、まずは子どもたち自身の興味や感情に寄り添うことが大切です。
「その番組の面白いところはどこ?」と共感から会話を始めることで、私の言葉に耳を傾けやすくなります。
そして、共感した後に「宿題を早く終わらせたら、テレビもゆっくり見れるよ」と提案することで、子どもにも伝わりやすくなります。
これが「伝える」だけでなく、「伝わる」ための工夫です。
夫とのコミュニケーション改善
子どもとの会話だけでなく、夫との会話にもこの「伝わる会話」の考え方を取り入れるようになりました。
以前は、自分が伝えたいことをただ順番に話すだけでしたが、今では相手の立場に立って、何から話し始めれば理解してもらいやすいかを考えるようにしています。
特に、家族でお出かけしたい時。
行きたい場所が違ってしまった場合は、夫にとって私が行きたい場所にどんなメリットがあるかを伝えるようにしています。
「美味しい〇〇が食べられるよ!」
「近くに温泉があるんだって!後から寄ってみよう!」
その一言があるかないかで反応がかなり変わってきますよ。
友人や知人との会話でも
この「伝わる会話」のスキルは、家族とのコミュニケーションだけでなく、友人や職場での会話にも役立つはずです。
気心が知れた親友ならなんでもおしゃべりできますが、距離感のつかめないママ友さんと話す時は、自分の知っている前提と相手の知っている前提が違う場面も多々あります。
伝えることに一生懸命になるのではなく、相手に自分の言いたいことがどうやったら伝わるか、一工夫するだけでも相手からの印象も変わってくるのではないかなと思います。
未来の出会いに向けて
今後、家族や友人だけでなく、これから出会う人たちとのコミュニケーションでも、この「伝わる会話」を意識していきたいと思います。
私たちは日常生活の中で、様々な人と出会い、様々な会話を交わします。
その中で、自分の伝えたいことが相手にきちんと届くことは、良好な人間関係を築くために欠かせないスキルです。
まとめ
「伝わる会話」にするためには、常に相手の立場に立ち、共感しながら話すことが大切です。
そして、ただ伝えるのではなく、相手に「伝わる」ように話すことを心がけていきたいと思います。
これからも、家族や友人との絆を深め、未来に出会う人々との関係も豊かにしていくために、伝える力を磨き続けます。