かわいい我が子もついに一年生!
一年生の保護者の中には、小学校での「連絡帳」の扱い方が気になっているという方もいるのではないでしょうか?
幼稚園や保育園では、先生との大事なコミュニケーションツールだった連絡帳。
小学校でも同じように書いていいの?
登校初日の挨拶は必要?
「一年生の連絡帳に挨拶は必要?書き方例文を紹介!」と題して、分かりやすく解説していきます。
書き方や例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
一年生の連絡帳に挨拶は必要?
幼稚園や保育園ではまだお喋りが上手にできないお子さんも多く、連絡帳は先生との大事なコミュニケーションツールだったと思います。
事務連絡だけでなく、子供の心身の様子を伝えるために、こまめに連絡帳を書いていた方もいるかもしれません。
私の子供は3歳になると同時に幼稚園に入園したため、メンタル面のケアに連絡帳が大活躍しました。
担任の先生から連絡帳で園での様子を教えてもらうと、とっても安心したものです。
そんな園生活に欠かせなかった連絡帳ですが、小学校に入学すると、使い方が少し異なるようです。
小学校の入学までは時間がまだありますが、今回は小学生のお子さんをお持ちの方へ向けて記事をお届けしていきたいと思います。
まずは、小学校での連絡帳の役割について、簡単にご説明していきますね。
小学校での連絡帳の役割って?
小学校での連絡帳の役割は、大きく分けて3つあります。
それぞれの役割について、次からご紹介していきます。
役割①欠席・遅刻の連絡
まず1つ目は、子供のケガや病欠といった心身の不調を学校に伝達し、欠席を伝えるという役割です。
小学校では、欠席連絡に連絡帳を使っている学校が依然として多くあります。
連絡帳に欠席の旨と理由を書いて、近所の小学生の家に届け、学校に提出してもらいます。
また、ケガや持病などで通院の予定がある場合や、家庭都合で欠席させる際にも、連絡帳を通じて事前にやり取りを行います。
どのような理由でいつ休む(遅刻する・早退する)のか、連絡帳に書いて子供に提出させます。
役割②トラブル時のフォロー
そして2つ目が、学校や家庭でのトラブルを伝達し、子供の心身のケアをフォローする役割です。
例えば「最近、運動会のダンスが上手にできるか不安なようで、少し食欲が落ちています。」といった内容です。
ここでは具体的なフォローに関しては先生に求めず、子供の状態を知らせるだけにとどめましょう。
また、筆者の子供も何度か経験があるのですが、間違えてクラスメイトの紅白帽など、所有物を持って帰ってしまったことがありました。
このような場合にも、間違えて持ってきた旨を伝え、「お手数ですが、ご対応をお願い致します。」と書きます。
ここでも、具体的な対応は先生にお任せしましょう。
このようなトラブルをフォローする役割は、幼稚園や保育園での連絡帳の使われ方と似ているかもしれませんね。
役割③子供のメモ帳として
さらに3つ目が、子供自身が使うメモ帳代わりとしての役割です。
筆者の子供も毎日のように書いてきますが、宿題の内容や明日の持ち物、近々必要になる学用品などをメモしてきます。
一年生の頃は解読不能であったり、書いた本人も内容を理解できていなかったり・・・
たびたび小さなミスはありますが、それも子供にとっては良い経験です。
また、プリントなどには記載のない内容を書いてくることもあるので、毎日保護者がチェックする必要があります。
こちらは、小学校独自の連絡帳の役割ですね。
新学期の挨拶は必要なの?
小学校の連絡帳は幼稚園や保育園時代とちょっと様子が違うことが、ご理解いただけたかと思います。
幼稚園や保育園の時とは異なって、小学校での連絡帳は、より実用的な役割を担うことが分かりましたね。
一年生の保護者の中には、幼稚園や保育園時代に、先生あてに新学期の初日の挨拶を書いていたという方もいることでしょう。
では、小学校でも新学期の登校初日に、先生への挨拶を書いた方が良いのでしょうか?
結論から言いますと、連絡帳に新学期の挨拶を書くことはオススメです!
保護者目線でお子さんの様子を書き綴った文章は、お子さんの様子やキャラクタ―がしっかり伝わります。
また、簡単な文章であっても保護者の方から「よろしくお願いいたします。」という内容があるのは好印象です。
でも、新学期に先生あての文章を書くのはちょっと緊張しちゃいますよね・・・
そこで次からは、新学期の挨拶の内容や書き方、例文について次にご紹介していきます。
書き方例文を紹介!
ここからは、一年生の連絡帳で新学期の挨拶を書く方法を、具体的にご紹介していきます。
まずは連絡帳の書き方の基本から、お伝えしていきますね。
連絡帳独自のルールというよりは社会人の一般常識的な内容ですので、肩の力を抜いてチェックしてみてください!
連絡帳のフォーマットとは?
連絡帳の文面には、ある程度決まったフォーマットがあります。
以下に基本のフォーマットをまとめていくので、こちらを参考に新学期の挨拶を組み立てていきましょう。
①あいさつ
連絡帳の文頭は、いきなり用件を伝えずに、挨拶の一文を入れるようにしましょう。
「いつもお世話になっております。」や「おはようございます。」といった内容を書けばOKです。
新学期の挨拶では「初めまして。」と始めるのが良いでしょう。
②連絡したい内容
続いて書く内容は、連絡帳で伝えたい用件になります。
ケガや病気の際にはその内容を簡潔に伝え、休んだり遅刻するといった用件を分かりやすくまとめます。
新学期の挨拶では、保護者の方から学校や子供に期待することを書くと良いでしょう。
内容は保護者の主観的な内容で構いません。
内容に入る前に、「〇〇の母です。」と一言自己紹介してから、書き始めましょう。
「初登校の日をとても楽しみにしていました。」「ちょっと不安もあるようですが、ウキウキとランドセルの準備をしていました。」といった内容を書いてみてください。
③結びの言葉
最後に、まとめとなる結びの言葉で締めくくります。
普段の連絡帳のやり取りでは「よろしくお願いします。」の一文で十分ですが、新学期の挨拶ではちょっと工夫してみましょう。
「親子ともどもよろしくお願いします。」「一年間よろしくお願い致します。」といった内容が良いでしょう。
例文を紹介!
ここまで、連絡帳のに書き方を簡単にご紹介しました。
では、以上の内容を踏まえて、ここからは例文をご紹介していきます。
これから新一年生になるお子さんをお持ちの保護者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは新学期を迎える、子供の様子を伝える例文です。
はじめまして、〇〇の母です。
一年生となり、不安な気持ちもあるようですが、小学校での勉強が楽しみだとよく話しています。
親子ともども1年間よろしくお願い致します。
新学期を迎えてワクワクしているのか、それともちょっと不安げにしているのか・・・
保護者目線で書く子供の様子は、イキイキとして可愛らしいものです。
また、次の例のように春休みの様子を書くのもおすすめです。
はじめまして、○○の母です。
春休み中は、家でパワーを持て余していました。
今日から一年生ということで、朝から張り切っています。
一年間お世話になりますが、よろしくお願い致します。
新学期を待ちわびる子供の様子が伝わりますよね。
意外に簡単な文章だったのではないでしょうか?
たったこれだけの文章ですが、あるとないのとでは大違いです。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
連絡帳を書く時に気をつけることは?
ここまで新学期の連絡帳の書き方や例文をお伝えしてきましたが、実は連絡帳の書き方には、気をつけることもあります。
ほとんどが誤解ではありますが、中には連絡帳の内容が原因で先生とのトラブルに発展することも・・・
誤解を避けるためにも、気をつけることやNG例もしっかりとおさえておきましょう。
丁寧な言葉遣いで
新学期の挨拶に限ったことではありませんが、連絡帳で先生に伝達を行う際は、敬語を崩さないようにしましょう。
語尾は「です、ます」調が基本です。
また、事務的な内容であっても、語尾に感謝の言葉を付け加えると好印象です。
簡潔に分かりやすく
我が子のことになるとついつい筆が進んでしまう、という方も多いかと思います。
ですが、連絡帳の文章は簡潔で分かりやすい内容を心がけましょう。
1文をできるだけ短く、文字数を少なくすることを意識してみてください。
新学期の先生は目の回る忙しさです。
パッと見で内容が頭に入る文章が理想的と言えるでしょう。
要求を書くのはNG
小学校生活を送っていると、保護者の立場として学校に疑問を抱いたり不満に思うことがあるかもしれません。
また、親子ともに不安がいっぱいな新学期は、「わが子はしっかりやっていけるのかな?」「先生はケアしてくれるのかな?」という気持ちが募りますよね。
しかし、連絡帳で「○○に気にかけてください。」「重点的に○○を教えてください。」といった具体的な要求を書くのはNGです。
このような直接的なお願いを書くことは、失礼な印象になってしまいます。
また、子供の言い分しか聞いていないと、偏った意見になりがちです。
わが子に関して気になることや配慮を求める際には、先生に直接会って相談するか、電話で話すようにしましょう。
直接言葉を交わしてみると、それまでの「ちゃんと対応してくれているんだな。」と感じ、安心できるものです。
また、案じていた内容も、それほど深刻でないこともあります。
連絡帳では相談したいという意思を伝えたり、約束を取り付けるのに留めましょう。
まとめ
一年生の連絡帳に新学期の挨拶は必要なのか、ご紹介してきました。
先生に子供の様子を伝えるためにも、一年生の新学期の挨拶は書いた方が良さそうですね。
また、連絡帳の書き方や例文をもご紹介してきました。
書き方としてはある程度決まったフォーマットがあるので、例文を参考に文章を構成してみてください。
連絡帳を楽しんで書いていくために、こんな連絡帳袋を活用してみるのもいかがでしょうか。
連絡帳を書くのが楽しみになりますね!
連絡帳を書くのはちょっと緊張しますが、基本をおさえれば失敗することはありません。
ぜひ記事を参考にして、先生とのコミュニケーションに役立ててくださいね。