私たちの家族は、両親と同居しながら親子三世代で暮らしています。
同じ家に住んでいても、それぞれが別々のスケジュールで行動することが多く、生活リズムも異なります。
そのため、互いに気を遣いながら、円滑な家庭生活を送るための工夫が必要です。
そんな私たちが特に大切にしているのが、【予定の事前共有】です。
大家族だからこそ「予定の共有」が大事
大家族での生活は、思いがけないトラブルが起こりがちです。
それぞれが異なるライフスタイルを持っていると、何かの予定をお互いに把握していないと、衝突やすれ違いが生じることがあります。
特に、家事や食事の準備、子どもたちの送り迎えなど、家族間での連携が必要な場面では、しっかりと予定を共有しておくことが不可欠です。
まずは見えるところに予定を
わが家では、キッチンの目立つ場所に大きなカレンダーを設置し、家族全員が知っておくべき予定を書き込んでいます。
例えば、子どもたちの学校行事、両親の病院の予約、家族でのイベントなど、重要な予定はすべてカレンダーに記載しています。
これにより、各自がその日の予定を確認しやすくなり、家族全体のスケジュールが一目でわかるようになります。
カレンダーだけじゃ不十分!「リマインド」の大切さ
予定をカレンダーに書き込むだけでは、うっかり忘れてしまうことも少なくありません。
「伝えたから大丈夫!」と思っていた予定が、実は家族の誰かの頭からすっかり抜けていた…なんてことは日常茶飯事です。
特に、忙しい毎日を過ごしていると、つい目の前のことに集中して、重要な予定を忘れてしまうこともあります。
だからこそ、わが家では「リマインド」の習慣を取り入れています。
具体的には、前日や当日の朝に、その日に大事な予定があることを再度確認し、家族全員に伝えます。
たとえば、「明日は〇〇くんの学校行事で学校へ行くから、私は午後いないからね」といった具合に、口頭でリマインドを行うことが重要です。
このリマインドを欠かさないことで、うっかり忘れてしまうことを防ぐだけでなく、家族全員が安心して過ごせるようになります。
家族間のコミュニケーションも円滑になり、お互いに「伝えたのに忘れていた」といったストレスが軽減されます。
家族全員が自分のペースで動ける環境を作る
親子三世代での生活は、それぞれが異なるペースで生活しています。
私は早寝早起きの生活で家事と育児で忙しい日々を過ごし、両親はそれぞれの予定があり、子どもたちは学校や習い事でバタバタしている…。
そんな状況の中で、全員が自分のペースを保ちながら生活するためには、やはりスケジュールの調整が欠かせません。
予定の共有とリマインドをしっかりと行うことで、家族全員が無理なく自分の予定をこなしつつ、家族としての絆も深めていけると感じています。
例えば、休日には家族全員で「今日はこんな予定があるよね」と話し合いながら、一日の過ごし方を共有することで、みんなが協力して家事を分担したり、楽しい時間を一緒に過ごしたりすることができます。
まとめ
家族全員が異なるライフスタイルを持ちながらも、円滑に生活するためには、予定の事前共有とリマインドが不可欠です。
大きなカレンダーを使って視覚的にスケジュールを共有することに加え、口頭でのリマインドを取り入れることで、予定を忘れず、家族全員がスムーズに過ごせる環境を作り出すことができます。
大切な家族だからこそ、お互いに声を掛け合いながら、日々の生活をより良いものにしていきたいですね。